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「日韓和解と平和プラットフォーム」(以下、日韓プラットフォーム)は、日韓の間に立ちはだかる膠着状態の壁を乗り越えて、互いの多様性を認めつつ、ともに歴史を正しく直視し記憶を共有しながら、真実の和解と核兵器や武力に依らない平和を求めることを願う宗教者と市民運動が共に集い、語り合い、交流し、また社会に向かってメッセージを発することを目的とするフォーラムです。

このフォーラムは、2019年5月、日韓相互の和解と平和を求める宗教者と市民運動の代表者が東京で最初の懇談会をもったことから始まります。その後、何度も話し合いを重ね、同年12月に再度、日韓の宗教者と市民運動の代表者が東京に集い、翌年春に正式に日韓プラットフォームを発足させることを約束し合いました。

しかし、2020年初めからコロナ感染問題に直面し、予定した春には対面で発足を実現させることはできませんでしたが、遂に同年7月2日に、私たちはオンライン方式で、日韓プラットフォームの発足が実現しました。

 

日韓プラットフォームの五つの理念
「記憶」の大切さを共有する
「多様性」を尊重し「違い」を認め合う
平和づくりに先頭に立つ
核/核兵器のない東北アジアと世界をつくることに最善を尽くす

WHAT’S NEW

声明文・公開書簡
ついに 新作公開決定!!
Imagine Peace at 9 o’clock Campaign
4月28日(金) 19時〜関東大震災虐殺100年を覚えて

日韓和解と平和プラットフォーム活動日誌

(自:2019年5月31日 至:2023年3月18日)作成:230318現在

2019年
5.31日韓NCC協議会閉会後、在日韓国YMCAアジアユースセンターにて日韓市民社会と宗教者約40名が東京に集まり、朝鮮半島の平和プロセスの成功と日本の平和憲法9条を守るために、日韓市民の役割の大切さを認知し、東アジア共同の家を建てようという大きな目標を目指し、日韓市民社会の意志と行動を結集することができる協力と連帯の枠(日韓プラットフォーム)が必要だと共に認識した。日韓プラットフォームを構成するための対話を続けていくことを合意し、若干名の準備委員を⽴てることにした。2回目の集まりはソウルで準備委員会を行うことにした日韓NCC協議会閉会後、在日韓国YMCAアジアユースセンターにて日韓市民社会と宗教者約40名が東京に集まり、朝鮮半島の平和プロセスの成功と日本の平和憲法9条を守るために、日韓市民の役割の大切さを認知し、東アジア共同の家を建てようという大きな目標を目指し、日韓市民社会の意志と行動を結集することができる協力と連帯の枠(日韓プラットフォーム)が必要だと共に認識した。日韓プラットフォームを構成するための対話を続けていくことを合意し、若干名の準備委員を⽴てることにした。2回目の集まりはソウルで準備委員会を行うことにした
8.27日韓プラットフォームの準備委員会として、ソウル(韓国基督教会館NCCKの会議室)日韓市民社会と宗教者11名が集まって、破局に巻き込まれている日韓関係の現実を確認し、日韓プラットフォームの目的と課題、働きと組織などについて話し合った。日韓プラットフォームの本質を「ネットワークのネットワーク」と規定し、両国の様々な市民団体と宗教団体の参加を導き出すために努めることに合意した。「植民地支配に関する歴史教育、朝鮮半島の平和定着、日本の平和憲法9条、東アジアの非核地帯化と軍縮、次世代の平和教育」などを日韓プラットフォームの課題として設定した
12.9日韓宗教者・市民団体プラットフォーム会議 於 日本キリスト教会館
韓国からの出席者:Mr. Lee Tae Ho (ConKorea),Mr. Han Choong Mok (KAPM),Mr. Kim Kyung Min (YMCA),Fr. Kang Ju Seok (CBCS), Rev. Shin Seung Min (NCCK)
日本側出席者:武田隆雄(日本山妙法寺)、小野文珖(日蓮宗)、栗山隆夫(新宗連)、井上団(ユーアス)、Jonathan Watts(JNEB)、高谷忠嗣(庭野平和財団)
野口陽一(庭野平和財団)、髙田健(総がかり行動実行委員会)、川崎哲(ピースボート)、今井高樹(JVC)、岡本厚(岩波書店)、白石孝(官製ワーキングプア研究会)、長澤裕子(東京大学)、光延一郎(カトリック)、昼間範子(カトリック正平協)、岡田仁(富坂キリスト教センター)、平良愛香(キリスト者平和ネット)、渡辺多嘉子(キリスト者平和ネット)、金柄鎬(在日大韓基督教会)、
佐藤信行(RAIK)、D. McIntosh(マイノリティ宣教センター)、星出卓也(NCC靖国神社問題委員会)、北村恵子(NCC女性委員会)、飯塚拓也(NCC東アジアの平和と和解)、佐野通夫(NCC東アジアの平和と和解)、比企敦子(NCC教育部)、金性済(NCC総幹事)、藤守義光(NCC事務局)
2020年
1.7日韓宗教者・市民団体プラットフォーム会議 準備会 於 NCC
フリースペース
2.28「日韓和解と平和を求める宗教者市民社会プラットフォーム」日本側運営委員会 於 文京区市民センター
3.17日韓和解と平和を求める宗教者・市民プラットフォーム事務局会 於 NCCフリースペース
5.11日韓合同事務局Zoom会議
6.3「日韓プラットフォーム」日本事務局会議
「日韓プラットフォーム」日本運営委員会(準備会)
7.2日韓和解と平和プラットフォーム(以下、日韓プラットフォーム) 発足式 日韓ZOOM連結
韓国側:於 韓国基督教会館 2階ジョエルホール
7.30日韓プラットフォーム」第1回日本運営委員会
8.12日本と韓国の市民社会・宗教者8・15共同声明
9.23「日韓プラットフォーム」第2回日本運営委員会
11.12「日韓プラットフォーム」第3回日本運営委員会
12.15「日韓プラットフォーム」第4回日本運営委員会
2021年
1.20「日韓プラットフォーム」第5回日本運営委員会
2.22日韓プラットフォーム合同運営委員会
主要発題
1) 米国新政権の東アジア政策: イ・キホ博士 (韓神大 教授)
2) 日韓歴史問題の現段階: 運営委員 飛田雄一(神戸青年学生センター所長)
コメント
1) 韓国 発題者に対して:
日本側から:運営委員 渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク)
2) 日本 発題者に対して:
韓国側から:運営委員 イ・ナヨン (正義記憶連帯 理事長)
各国の主要課題とビジョンの提示
1) 日本: 運営委員 野平晋作 (Peace Boat代表)
2) 韓国: 実行委員 キム・ヨンファン (民族問題研究所 対外協力室長)
3.16「東北アジア平和のためのユース・リーダーシップ開発スクール」プロジェクトへの助成金、庭野平和財団へ申請
4.1「日韓プラットフォーム」第6回日本運営委員会
4.15米国の政府及び市民社会への日韓市民共同アピール
4.16日韓プラットフォーム事務局会議
6.22日韓プラットフォーム事務局会議
6.28「日韓プラットフォーム」第7回日本運営委員会
7.7日韓プラットフォーム・ユース部会、日韓青年交流プログラム推進本格化
8.128.15光復・敗戦76周年日韓宗教・市民社会の共同声明
8.31日韓プラットフォーム事務局会議
9.21「日韓プラットフォーム」第8回日本運営委員会
10.6日韓プラットフォーム日本事務局会議
10.22第1回オンラインセミナー
「日韓和解と平和プラットフォームの意義と方向性•課題」
キム・ギョンミン(韓国YMCA全国連盟・事務局長/日韓プラットフォーム・共同代表)
「日韓和解と平和を求める宗教者市民社会プラットフォーム」の歩みと展望 
金性済(日韓プラットフォーム書記・NCC総幹事)
11.17第2回オンラインセミナー
「東北アジアの戦後体制の転換と朝鮮半島の平和プロセス」
イ·テホ(参加連帯平和軍縮センター・所長、朝鮮半島終戦平和キャンペーン・常任執行委員)
「日韓市民の力で朝鮮戦争を終わらせよう!:日韓市民がともに歩む朝鮮半島終戦平和キャンペーンを提案して
シン·ミジ(参加連帯平和軍縮センター・先任幹事、朝鮮半島終戦平和キャンペーン事務局)
12.8日韓プラットフォーム日本事務局会議
12.14日韓プラットフォーム第9回日本運営委員会
12.17第3回オンラインセミナー
「日本の新たな政治情勢と私たちの課題」
高田健(日韓和解と平和プラットフォーム日本側共同代表/
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
「2022年の大統領選挙の展望と宗教・市民社会の役割
韓忠穆(ハン·チュンモク)(韓国進歩連帯常・任共同代表 / 6.15南側委・政策委員長)
2022年
1.5日韓プラットフォーム事務局会議
2.18第4回オンラインセミナー
「朝鮮学校差別問題」映像:朝鮮学校について
発題:官製ヘイトの中の朝鮮学校
佐野通夫(朝鮮学校「無償化」差別に反対する連絡会」共同代表
応答:朝鮮学校を通じてみた統一
孫美姫(ソン・ミヒ)(ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会・共同代表)
3.7庭野平和財団から日韓青年交流プログラム助成金採択通知書
3.16第5回オンラインセミナー
「福島原発事故10年、放射能汚染水海洋放出問題と現在
発題:放射能汚染水放出から、海といのちを守る福島県民の運動~これ以上海を汚すな!市民会議の活動より
片岡輝美(会津放射能情報センター代表)
映像:福島の漁民の話
発題:チャン・マリ(グリーンピース気候エネルギー・キャンペイナー)
3.182022年日韓青年フォーラムへの参加呼びかけ開始
4.13日韓プラットフォーム事務局会議
4.22第6回オンラインセミナー
「韓日歴史教科書問題の現況と課題」
発題:「慰安婦」問題を中学生が学ぶということ
平井美津子(大阪府公立中学校教員/子どもと教科書大阪ネット21・事務局長)
応答:日韓の歴史戦争と教科書問題の現在
李信澈(イ・シンチョル)(亜細亜平和と歴史教育連帯)
6.7日韓プラットフォーム日韓合同運営委員会
6.8青年フォーラム日本参加者名簿確定と共有
日韓青年交流参加者第1回オリエンテーション
7.3日韓青年交流参加者第2回オリエンテーション
8.9日韓プラットフォーム8・15共同声明文
8.22-26日韓青年平和フォーラム実施 於 パジュ、ソウル
日本から20名青年参加
9.14日韓プラットフォーム第14回日本運営委員会
10.17日韓プラットフォーム第15回日本運営委員会
日韓青年平和フォーラム報告会
10.23第7回オンラインセミナー
「関東大震災時の朝鮮人虐殺の歴史的背景―朝鮮人『暴徒』像の形成と虐殺の経験」
愼蒼宇 (シン・チャンウ) / 法政大学教授
応答発題:「関東虐殺 100 周年の準備に向かって」
金鍾洙(キム・ジョンス)関東虐殺 100 周忌追悼事業委員会実行委員長
10.27日韓プラットフォーム事務局会議
11.8-10日韓プラットフォーム2022合同運営委員会
主題:『東アジアの平和の危機と韓日市民の対応』
場所: 韓国ソウル
・基調発題:東アジアの平和と韓日市民の応答課題/歴史正義の実現/韓日青年の連帯
・‘和解と平和’のための韓日市民共同記者会見
・11/9ソウル日本大使館前 水曜デモ参加など
11.15アルゼンチン平和の少女像除幕式支援連帯メッセージ(韓国からの要請により)
11.22日韓プラットフォーム事務局会議
11.24第8回オンラインセミナー
「世界『平和』統一家庭連合」の問題、そして真なる『平和』
卓志雄(日本聖公会東京教区 司祭 ステパノ日本聖公会管区事務所宣教主事、インマヌエル新生教会 牧師)
12.9日韓プラットフォーム第16回運営委員会
12.21第9回オンラインセミナー「停戦協定70周年、朝鮮半島 平和の道を問う」
「東アジア停戦体制解体と『基地国家』日本の位置
南基正(ソウル大学日本研究所教授)
「日本の敗戦, 朝鮮半島の解放・分断の78年, 朝鮮戦争停戦協定70年, 朝鮮半島と日本の関係を振り返る
渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク)応答:「停戦協定70年, 連帯行動提案発題(韓国での大規模市民活動の紹介、及び参加提案)チェ・ウナ(韓国進歩連帯 自主統一委員長)
2023年
1.12日韓プラットフォーム事務局会議
2.10日韓プラットフォーム第16回日本運営委員会
2.13日韓プラットフォーム事務局会議
3.18日韓プラットフォーム会員交流会 於 四ツ谷・岐部ホール
◇司会:光延一郎共同代表
◇報告:日韓PF結成から3年(活動日誌)/会計報告
◇発題「2023年 私たちの課題」
①朝鮮半島平和キャンペーン:渡辺健樹さん
②関東大震災100年連帯行動:金性済書記
③日本の歴史責任:飛田雄一さん
④ユース平和フォーラム:比企敦子さん
◇参加者の自己紹介と自由討論
◇今後の活動課題の紹介
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